セカンド・オピニオン
診断や治療方針について主治医以外の意見、つまり、第二の意見のことをいう。
日本でも定着しつつあるとの認識は持っていたが、その必要性を体験した。
そして、それは突然訪れた。
朝日を浴びると同時に、真っ黒な液体が下へ垂れ下がるように、右目上部1/2全面に現れた。
後で思えば滑稽な動作だが、私は無意識に手で払いのけていた。
当然何の効果もなく、右目外側が時々チカチカ光り、眼底に鈍痛を自覚した。
あわてて家の中へ入る頃、その症状は真っ黒な液体に切れ間ができ、やがて、少しずつそれが消え、糸状と粒子状になって、その日のうちに症状は固定された。
”さて、受診先は...。”って考えているところへ、たまたま友人がタイミングよく訪れて、知る限りの医療機関情報提供をいただいたり、その後も母親のような心遣いをいただいて、本当にありがたいと思った。
さて、眼科でも風評が良かったことや、他科の受診の可能性を考慮した私は、市内総合病院を選択した。
その病院は全くの初診、初診受付で前述症状と既往歴なしの記入をすると、眼科受診を指示された。
やがて、2時間近く待って受診。
結果、飛蚊症と診断され、何か異常があれば受診するようにとの医師談であった。
何となく腑に落ちない気持ちから、再度発症状況を訴えた。
すると、「(患者は)いろいろ言われるが、飛蚊症には個人差があるから。」と、さらっと受け流された。
”飛蚊症は、蚊のようなものが飛ぶだけではないんだ。”って、投薬もなかったこともあって、”個人差”の言葉に、なんとなく自分を納得させた。
翌日、久しく声を聞いていない甥から、ご機嫌伺いの電話を貰った。
その中で、目の受診経緯を話すと「セカンド・オピニオンってあるでしょ。日本の眼科は世界的にも優れているのだから、早い機会にちゃんとした医療機関をもう一度受診した方が良いよ。」と、きっぱり言われた。
私も勝手なもので、「そうよね~。」って言いながら、何だか不安が募りながらも、助言してくれたことに不思議と勇気が湧いてきた。
早速、今度は開業医を受診、患者は多かったが前医とは比較にならない丁寧さで検査を受けた。
結果、網膜下部位に穴が開いている(円穴)こと、毛細血管に2箇所出血した痕があり、訴えと所見が一致すると告げられた。
理解できる説明に、心から納得できた。
そして、輝いた目で「(円穴が)見つかって、よかったですね。」っておっしゃった。
相当時間を掛けて探してくださった結果が、そのような笑顔に変えたのだと、湧き揚げるものを感じ、今もあの笑顔が浮かんでくる。
即、レザー治療を受け、2週間後に経過観察予定となった。
現在、飛蚊症状も消えている。
友人や甥っ子達と運良く関われたことが、今回の良い結果を産んだ。
感謝の気持ちで一杯である。
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by kancyan7 | 2007-08-10 12:56


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